連句小説 みつ豆、地球の自転を歌う焉 郷田 豪著 入れ子式3冊セット


 ミツ豆が詠んだ最も古くて最も新しい
            定型三行詩<短歌+俳句>とは??

 まるでマトリョーシカのような「入れ子式」手作り3冊セット!
 遊び心いっぱいの、文字通り本の中の本!!ミツ豆物語。


・親本(約108mm×187mm) 182頁、上製本仕上げ、帯付き
・子本(約40mm×62mm) 182頁、上製本仕上げ、帯付き
・孫本(約11mm×19mm) 92頁、上製本仕上げ、帯付き
                          ・2023年3月発行

…著者よりひとこと…
 この本は、いわゆる仕掛け本のひとつ、匚(かくし)文庫を構築したものです。本の一部をくり抜きヒミツの隠し場所にする、聖書の中に糸鋸の歯を潜めて脱獄する死刑囚の話を聞いたことがあると思いますが、その仕掛けを仕込んである本です。親亀、小亀、孫亀の三代の「本」を仲良く一冊に。
             マトリョーシカの書籍版。(あとがきより)

…著者略歴…
郷田 豪  中国吉林省公主嶺街生まれ(1930)。鹿児島県姶良郡栗野町(現・湧水町)出身。中学(現・県立大口高校)受験に失敗し小学生浪人。熊本工専(現・熊本大学)に補欠入学。苦学して九州大学工学部卒業(1953)。以後、蛍光灯黎明期の照明技術者として汗を流す。26歳のとき格式のある博多の遊郭で自殺を図る。閻魔に心中か千三つ以外は駄目と受付を断られる。返された遺言書を見て自分に文才があることに気付き第一作『暮るる奥』を書くが身内に酷評され出版を断念する。ブラジル居住3年になって第1335回東京都宝くじ一等賞(一千万円)に当ったので帰国することにし記念に純金150グラムをバンコ・アメリカ・ド・スウで購入し放浪生活が終わる。閻魔から勧められたこともあり、55歳、すこし早めの定年、古文研究に入る。結句の果て、松尾芭蕉、與謝蕪村、正岡子規に私淑。自閉症と顰蹙を買いながらも、百年河清を俟って賽の河原に居座り、渡し場あたりをうろつくこと既に三年越し。だから誰彼無しにウロさんと呼ばれている。
連句小説 みつ豆、地球の自転を歌う焉 郷田 豪著 入れ子式3冊セット

販売価格: 3,333円(税込)

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