◎匂いがした夢

前立腺癌・術後2ヶ月足らずのこの5月6月は

もう年老いた私には想像以上の日々でした。

全ての仕事が1日たりとも動かせないものばかりでした。

昨日は近畿IHのプログラムの様子と久保選手を見に行き、やっとの思いで

家路に着きました。

16時~18時過ぎまで寝てしまいました。

今日は15時から17時過ぎまで寝てしまいました。


「電話が鳴った!」
「208頁の2番目の。。。。。」
「すみません!聞き取りにくいです」
「208頁の2番目の。。。。。」
「すみません!もっと大きな声で!」どなってる自分がいた。
声を荒げながらプログラムを開き、右手に受話器姿で立ってると、誰かが!?
「何処かで会ったかな?」
何も言わない。
受話器を持ったまま部屋を見ると大きな、直径1mちかい鉢が。
いいに匂いがした。微かに鼻をくすぐる香。
誰かが「沙羅の木」やで。
そんな場合ではないと、また受話器に叫んだ!
受話器の奥で「。。。さんに代わってくだい!!」


その夢の場面で目が覚めた!今日の今の30分前。

第3弾は6月4日の22時頃から翌朝5日の3時過ぎまで段取りを組みました。

数時間後、印刷場に入ったがもう立っていられなかった。

長男と三男に任せ、私は耳の奥まで綿を詰め込んで音を遮ったが、立っていられない。

指揮棒を振りながら、地下でうずくまり、印刷部屋の隅でうずくまりを

繰り返して繰り返して。。。。

誰かに電話して声が聞きたかったが。。。

店長日記に書いたら1%楽になった。

ここで救急車を呼べば第3弾は間に合わない!海文舎も潰れる!

ハードな5月6月だった。

納期に時間が有れば、仲間に助けて貰う事も出来たのだが1寸たりとも

動かせる状態の仕事ではなかった。

順調に行けば2030年6月に第3弾の近畿大会プロが来るはず。

もうその時、私は79歳。

店長日記に助けられたり。。。とても会社のトップの書く事ではないと。。。

消したり、出したり。。。

観てくださる数人の方は、あぁ~~またやってると笑ってることでしょう。

50代終わりの手術と、70代初めの手術とでは大違いです。

残りの2025年は年末までのんびり養生します。火ノ浦久雄


鬼ゆり が少し色を見せはじめました。