店長のお散歩日記

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◎今日はここまで
今日はここまで。

息子が、どうにか

前半の帳合いまで

辿りつき多少先が見えてきた。

昨日と違い今日はそれほど

気温が上がらずに

助かった。


火之浦久雄
万葉集絵歌留多の「花橘」
風にちるも
花橘を袖にうけて
君がみためと
おもひつるかも

第十巻 1966 読人不知

花橘が風にむざむざ散る。
せめて、この花を
袖にうけて、君のお目にかけよう。
---太田水穂---評釈


今日は夕方から
薬を求めて歩き出した。
最初の店には無く
2軒目まで歩く破目に。
1時間半程よたよたと歩いた。
途中で救急車を呼ぼうかと
思うほどしんどかった(大笑い)

火之浦久雄
◎紙出(端紙・残り紙)で、黒猫柄の卓上メモ
用紙を規格外で

紙屋さんに注文すると

細長い紙出が出てしまう。

云わば本線に乗れなかった

紙たちだ。

彼や彼女たちに活躍の場を

与えようと考えた。

卓上メモにした。

100枚を天のりして

表紙に黒猫の布地を張った。

手の込んだ豆本とは違い

簡単に出来る。

しかし、この時代 紙にメモする人

居るのかな?


火之浦久雄

◎ 万葉集絵歌留多の”栴檀の花”
妹が見し
楝(おうち)の花は
散りねべし
わが泣く涙
いまだひなくに

五巻 798  山上憶良
取り札の絵は 「安田靭彦画伯」


妻が見た栴檀の花は
もう散るだろうな
亡くなった妻を思い出して
泣く私の涙はまだまだ
乾くことはない

栴檀の薄紫の花が咲く
季節がきました。
川の石垣の上から
鹿児島の麦畑を見渡すように
栴檀の花が咲いていました。

近江鉄道の平田駅をおりて
友人の家に向かった川縁の
栴檀の木はまだ咲いていませんでした。

京都伏見では未だにまだ
目にしてません。
稲荷山で咲いてるかな?


火之浦久雄
♪私が生まれて育った処は。。。。♪
海まで数十メ-トル。

もう生家はありませんが

海はそのままです。


火之浦久雄

誰かが云ってた!
人生もうころがり坂!!
仕方ないです。
人間だから。
♪私が生まれて育った処は どこにもあるような♪
海辺の小さな村♪


小学校の同級生、清治君の

訃報と一緒に 幼馴染の多美から

村の写真が送られてきた。

同級生の中では どちらかと云えば

清治の家は分限者だったかもしれない。

彼の家は、今で言う、ラジオの放送局?

のような事をしてた。

田尻のラジオ屋で知られていた。

有線ラジオの発信基地だった。

島のどのエリアまでカバ-してたか

今となっては知ることも、聞く事も

出来ない。

小学校3年生の冬の学芸会で

清治は主役の、爺さんに抜擢された。

私はその他の猿だった。

何故かしら子供心に悔しかった。


35人程の、鹿児島の同級生が

私が知る限り7名亡くなった。

多美が島に行きお墓参りを

してくれている。

火之浦久雄

村の高台から望む
黒之瀬戸海峡
手前の赤土はジャガイモ畑
海の向こう側は鹿児島本土