◎黒糖とサトウキビ

今日、黒糖を頂戴しました。
ありがとうございます。
もう半分も食べてしまってます。止まりません!笑い

黒糖やサトウキビには、もう、沢山の思い出があります。お陰さまで思い出して書いてます。

私の生まれた 鹿児島県出水郡の長島でもサトウキビが僅かながらも作られてました。
記憶では、この時分に切り取ら黒糖工場に運ばれます。

小学校3,4年生の頃(鹿児島)仲間とサトウキビを積んだトラックを待ち構えていました。
車が見えたら後ろから追いかけるのです。
そしたら、荷台の上のおじさんがサトウキビを2,3本投げて呉れるのです。
口の両端が赤く成る程、歯でサトウキビの皮を剝いて中身をしゃぶるのです。
甘い物が少ない時代の、子供のおやつでした。

小学校4年の2学期まで長島の田尻小学校に通いました。
或る日 クラスの みどり が麦飯の弁当箱に黒糖を入れてきました。
それを見つけた 広美(男)がらかいました。
みどりは泣きながら竹林を走り帰ってしまいました。
今か思うと、麦飯に黒糖 いいと思うのですが。。
大概の麦飯の弁当のおかずは黄色い漬物でした。
黒糖なんて入れてもらえませんでした。

一昨年亡くなった母親は「だご」(だんご)をよく作ってくれました。
黒糖をお湯で溶かして だご にまぶしてくれました。
黒糖は母親の味でもありました。

私には5人子供がいます。一人、二人気の弱いのが、小学生の時、いじめ、不登校、不登校、いじめの
繰り返しの日々が続きました。
そんな彼を連れて沖縄の下の下の 波照間 に行きました。
石垣島から高速船で行きました。
船付き場から海を目指して強い夏の日光の中を歩きました。
まだ私の背を僅かに越す位のサトウキビ畑のわき道を歩きました。
濃い緑のサトウキビ畑の先に見えた 青い!青い!海!忘れられない海です。

時々、仕事の合間にその話を息子と話します。



高血圧にいいようです。残り僅かになってしまいました(笑い)おしまい。