◎昭和の女学生さんの 「出羽三山」 の2泊3日の旅

  森 敦 著 「月山」より一部抜粋

ながく庄内平野を転々としながらも、わたしは その裏というべき肘折(ひじおり)
の渓谷にわけ入るまで、月山がなぜ月山と呼ばれるのかを知りませんでした。。。。
↓月山 1984m 因みに店長の私がこの本を読んだs49年7月7日時点では1980m


すなわち、月山は月山と呼ばれるゆえんを知ろうとする者にはその本然の姿を見せず、
本然の姿を見ようとする者には月山と呼ばれるゆえんを語ろうとしないのです。
(森 敦 月山)より抜粋



じじつ、月山はこの眺めからまたの名を臥牛山(がぎゅうさん)と呼び、臥した牛の北に
向けて垂れた首を 月山、尻に至って太ももと腹の間の陰所とみられるあたりを湯殿山と
いい、これを出羽三山と称するのです。  森 敦 「月山」一部抜粋


湯殿山 1504m





国宝 羽黒山五重塔




出羽三山神社(月山 羽黒山 湯殿山)


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昭和の女学生さんは、よっぽど運が良かったのですね。
事実 森 敦 は霧、霧、霧で見えなくて、きりきり舞いしたようです。

いつも綺麗な写真を撮る、女学生さん!丁寧な意人柄がわかります。