「またいつの日か」  (今、目薬を注しすぎて、なぜか涙目で書いてます)

たった二本の線路が

今にも昼寝をしてしまいそうな 日和に

僕はガタゴト電車に乗って

君の家をたずねよう

窓から安土山を見て

窓から近江の広い空を仰ぎ

窓から小麦色の蒲生平野を眺め

心あたためよう

そして やわらかな日差しの中に

君の小さな静かな村を見つけ

心 弾ませよう

君は小さな駅の裏に立って

僕を迎え

通りすぎる人に

私が初めて好きになった人ですと

下をむいておしえるのです

そしたら 僕は胸を張って

僕が一番大切にしてる人ですと

通り過ぎる人に

ほほえむでしょう

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この詩(?)は45数年前に書いた、小便臭いものです。
京都新聞に投稿したところ、選者も小便臭い方らしく、採用されました。
おまけに700円の図書券まで送ってきました。選者と気が合ったようです。
おお--これで俺も文字で食えるぞと!!いつも脳天気です。

その年の秋、当時、京都では大手の洋菓子屋さんがYが詩を募ってました。
但し 女性に限る!

同居人の名前を書いて応募しました。
またまた、小便臭い選者でした。

当選したから、賞品を取りに来い。
特選だから店の前に大きく張り出してある。
見に来い。
行ける訳がありません。

同居人にはこの話は未だにしてません。

私にとって「近江鉄道」は道しるべです。
高校 県立八幡工業高校・機会科を卒業してから
いつかは近江鉄道旅をと思い続けてました。

やっと昨年の10月末にそのチャンスが巡ってきました。
思い続けることは大切だと実感してます。
どんな有名な映画監督でも、10月末からこの4月までの奇跡と偶然を画きだす事は出来ないでしょう。

そうだ!彦根城も、玄宮園にも行かねば!
今度は「近江鉄道」で彦根まで行こう!!

これを書いてる途中、かかりつけ医から電話がはいりました。日赤に予約がとれましたと。
「雲霧仁左衛門」と一杯呑む日が決まりました。6月12日12時40分(忘れないように)
昨年と雲の大きさはさほど変ってません。大丈夫です。

雨は大丈夫でしたか?
「みちばたの便所」見つけましたよ。(コピ-しました。)
下のほうでした。上からいったもんで、もう目がちらくらしてます。

3往復してるのに探すのが大変でした。

文章が良くて、好きな文章です。はまりこんで、すぐ迷子になってます。
書こうと思って書ける様な文章ではありませんよ。ファンになってます。
90歳までは書けますよ。

無人のガレ-ジ店 雨の日以外は開けてます。
ご無理をなさらない様に。 火ノ浦久雄

追伸
この詩(?)の絵を描いてと
「編集グル-プSURE」さんの「北沢街子」さんにお願いしました。
生意気にも、村の上を飛んでる鳥になった気分でとお願いしました。
もう何十年も経ちますが未だに。。。
本物の「編集グル-プ」北沢街子さんには、小便臭さが分かってるようです。