店長のお散歩日記 ◎カタクリの咲く旅館『一休館』のお上さんから絵葉書が。 2025年08月01日 岩手県の西和賀町からです。 ~啄木の生誕の地に建つ歌碑~から見える「八幡平国立公園」 雲を被ってる山は「南部片富士」と呼ばれてる『岩手山・2038m』でしょうね? 間違ってたいて、文句のある方はご連絡を!
花束事件 2025年02月19日 以前何処かで書いたような気がします。 今日の店長日記で3人が↑4人に。。。いやいや3人が↓2人になるやも知れません。 そんな事はどうでもいいのです。 滋賀県立八幡工業高校機械科を追い出されるように卒業させてもらい名古屋に正確には大府の会社に就職しました。 何回目の給料で或る歌手のワンマンショーのチケットを手に入れました。 当時流行のカセットレコーダーも何回目の給料で買いワンマンショーの現場に持ち込みました。 (当時の給料の1ヶ月分でした) これを書きながら。。。長くなりそう。。。 かぉおかさんに長すぎる!お前の足の様に短く!!とメールが飛んで着そう。 名古屋の中心部でそのワンマンショーはありました。 デパートの花屋さんで花を買いました、勿論彼女の為です。 高校卒業間無しの青年の指定席は遥か中段の中段でした。 カセットレコーダの重みで敗れそうな紙袋に小さな花束を入れて開幕を待ちました。 彼女と、彼女のワンマンショーを盛り上げるべき前歌歌手が舞台に登場しました。 あっと言う間もなく舞台中央の彼女の前には人だかり。 皆手に手に彼女に渡すべき花束が。。。。 透明のセロハンに包まれたきれいな花束!! 青年は穴を掘りたい気持ちに襲われました。 嗚呼、、、、どうしよう、、、、 と思った瞬間!破れかけた紙袋から1本の花を抜き取り青年は駆け降りていました。 昭和で良かったです。江戸時代なら一刀両断にされ中段の階段に引っかかっていたかも。。。 青年は舞台の端からぬ~~と一輪の花を差し出しました。 舞台の端に居た前歌歌手が寄って来て 私に!! 青年は無言で ウン と頷きました。嗚呼~~~(ちゃうちゃう、そうじゃない!) 前歌歌手は大人の世界を嫌と言うほど知ってました。 「星を見ないで」を歌いだした、本命の歌手は1本の花を持って歌っていました。 200円~300円の、短い数本の花束でしたので、今思うには、あれは。。。仏壇花では!? ワンマンショーの帰りにデパートのレコード店に立ち寄りました。 そこに彼女のレコードも売られてました。 青年にはもう新品の彼女のレコードを買うお金はありませんでした。 特売所で彼女の古い、使い擦り切れた、少しよれたものが100円で売られていました。 私の机の上には6枚の彼女のレコードがあります。 いつでも聞けると。。。もう半世紀になっています。 あと17,8年の内、先ずレコードプレイヤーを買い、そして彼女を聴くのを楽しみにしてます。 たまには後向きになってドアを開けてみるのもいいのでは。 追伸 今思い出しました!!当時ジュークボックスと言う物が喫茶店等に置かれてました。 何がしかのコインを入れるとレコードが聴けました。 そこで、歌手の彼女もこき使われていました。 «前 次»