『いのちの停車場』 南杏子 著  書き写し

『いのちの停車場』 南杏子 著  書き写し
ポ-トワイン尿
アンビュ-バッグ
胸腔ドレナ-ジ
トロッカ-カテ-テル
「胸腔穿刺するから18ゲージの
留置針を持ってきて!」
「ええーと ナ-スがいなくって
ウオークインです」
マックバーネの圧痛点
スワンガンツカテ-テル

これらは全て

「いのちの停車場」のプロロ-グで

救命急救センタ-内での

会話の一部だ。


某ラジオ番組で

「いのちの停車場」が映画化される

と知り すぐにアマゾンで

「いのちの停車場」を購入する。

遅読の自分ではあるが、すでに

「いのちの停車場」の配役が

決まったならば、過去一番の

速さで読み切った。

ただで、すんなりと2度目を読むのが

惜しくて、音読しながら

書き写しを始めた。

しかし プロロ-グの部分の

医療用語に苦労した。

咲和子を演じる、日本を代表する

名女優は、すでに75歳。

このカタカナ雑じりの台詞を

どうこなすのだろうか?

名女優より6歳歳下の自分には

声を出して読むのも難しく

書き写すのも難儀なことだ。

一度目の書き写しを終えたら

2度目は、読めない漢字、意味を

調べながら挑戦しようと考えいる。

もう既に「いのちの停車場」の本は

印だらけになっている。

来年上映予定だ。

救急救命センタ-で一人でも

多くの患者さんを救おうとした

主人公咲和子が故郷と金沢に帰り

「早く楽に死なせてくれ」と懇願する

医師でもある父親と向き合う。

こうして書いてる自分もそう遠くはない

話だ。

火ノ浦久雄